ご家族のお気持
俺が通う地域ではという規則かもしれないけれど、小学校の場合通常介助員は5年生の3学期までと聞いている。俺がRについたのは6年生の2学期からだから、このケースは特別な部類に入るらしい。それだけ切迫した状態が続いていたのかもしれない。
突然立ち上がりダッシュ
落ち着きなく机をコンコン
カッとし紙をくしゃくしゃにしてポイ
普通に並びに割り込む…
それらは数年前から現れていたのだけれど、だからと言ってそれが直ぐにADHDや他の発達障害を疑う…ことにはつながらないと俺は思う。それが親の気持だと思うし、易々と認められはしないはずだ。Rの学級にもBという児童がいて、似通った問題行動を起こしていた。2人の違いと言えば、Rは病院で診断をもらいBは診察を受けることがなかっただけだ。
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