太陽はいっぱい

発達障害児を見守る介助員のブログ

介助員のブログ記事

介助員(ムラゴンブログ全体)
  • 孤立した感受性

    Rの学級担任は学級活動に熱心な先生だった。児童たちの自主性を育てる為に、彼らが主体の学級会の時間を多くとった。その学級会でRは発言しない。それには理由がある。子供議長がしっかり舵取りできない会議は紛糾する。議題は男子と女子に分かれて対決の構図になるのが主だが、Rのストレート過ぎる意見に対して学級の... 続きをみる

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  • ご家族のお気持

    俺が通う地域ではという規則かもしれないけれど、小学校の場合通常介助員は5年生の3学期までと聞いている。俺がRについたのは6年生の2学期からだから、このケースは特別な部類に入るらしい。それだけ切迫した状態が続いていたのかもしれない。 突然立ち上がりダッシュ 落ち着きなく机をコンコン カッとし紙をくし... 続きをみる

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  • 集団の中の個

    集団化した時の子供たちの過剰な無邪気さを、皆さんはご存知だろうか?もしも学校内で先生方のカテゴリーと児童側とに分けるとするなら、介助員の立場にある俺は多少先生寄りであるけれど、大体その中間に位置すると思ってもらいたい。 こちらの都合よく全部を見せてくれるわけではないけれど、俺は姑息な大人の手段で子... 続きをみる

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